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new・ヨーク

その姿が現れた。
その旋律が、
あふれた。
あふれたワタシの涙は、
お見せするようなものではありません。
あぁ、この人には、ずっと、
一目惚れを続けるんだろうな。

初めて、知っても、
何年知っても、
何年見なくても、
また会ったなら、
一瞬一瞬が、ずっと一目惚れの連続で、
一度も目を離していないはずが、
次から次へと襲いくる
一目惚れの衝撃。

「coolを気取るのは、馬鹿のすることさ」
なんて言ったのは、ポールなのか、
ジョンなのか、その真偽はわからないが、
今のワタシには、
その一言が、
とても嬉しい。
そう出来ると、
少し思えて、少し嬉しい。

ニュー・ヨークの空には、
雨が似合う。
青空が顔を覗かせると、
顔を伏せる。

でもね、ジョンだか、
ポールが歌う、
「あるがままに」
ってね。
リンゴでもいいし、
ジョージかもしれんし、
もう一人の男かもしれん。
そのどの人でもいいし、
どの人でなくてもいい。

ヨーク ヨーク
あるがままに
ヨーク ヨーク
このままどこに行くの。
ヨーク
ワタシは、いつまでも、
あなたに一目惚れ。
まぁ、いいや、
「あるがままに」
なんて、怖くて優しい言葉、
あなたは言わないのだから。

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